youtubeの三要素についての考察 その2・チャンネル登録者は重要か?

前回は再生数と広告収入について考察しましたが、今回はチャンネル登録者について本格的に考察していきたいと思います。

チャンネル登録者といえば、youtuberのステータスを伝えるのにもっともよく用いられる数字です。しかしマックスむらいさんやMEGWINさんのように、登録者の数と現在の人気、勢いが釣り合っていない人達も見受けられます。果たしてチャンネル登録者の意味する所とはいったい何なのでしょうか?

1,チャンネル登録>>>登録解除

最初に、私の結論から述べさせて頂きます。

チャンネル登録者とは、今までそのチャンネルに興味を持った視聴者の累計である

赤字にした「今まで」というのが非常に重要です。つまり今興味がなくても、過去の一瞬でも興味を持てばいいのです。何故でしょうか?

 

チャンネル登録とは、「その人の動画に興味はあるけど、いちいちチャンネルや動画を検索して出すのは面倒くさい」というユーザーの声を反映したであろうシステムです。チャンネル登録をすれば、その投稿者の動画が登録したユーザーの元に届きます。登録者が多ければ多いほど「その投稿者が動画を投稿した」ということを知ってくれる人が多い、ということです。

大体の人がチャンネル登録を行う過程は、

何かのきっかけでその投稿者の動画を見る

         ↓

  その投稿者の他の動画を何本か見る

         ↓

自分に合ってる、と思いチャンネル登録をする

といった感じだと思います。ここまでは実感があるとは思いますが、「登録を解除する」のにはどういうステップがあるのでしょうか?あまりどういう物かイメージしにくいのではないでしょうか?

そう、大体の人はチャンネルを登録こそすれ解除はほとんどしないのです

ある投稿者の動画を見なくなる理由として、ほとんどの場合「飽き」が原因です。例)他に面白い投稿者が出てきた、投稿者の動画の方針が変化して自分に合わなくなった等 

飽きる場合は急に飽きが来るのではなく、じわじわと記憶の片隅に追いやられていきます。そうした場合、当の本人達は飽きた、ということにすら気付かないのです。そして、飽きたチャンネルの存在すら忘れるので、登録欄に見ない投稿者の動画が並ぶ、という事態が起こります。よって飽きた本人達は登録を解除することさえ忘れるのです。

よって私はチャンネルが登録される数>>>登録が解除される数だと考えます。過去に少しでも興味を持っていれば、今興味がなくともチャンネルだけは登録してくれている可能性が高いということです。滅多なことでは登録は解除されず、登録者はたまっていく一方なので、最初に述べた「登録者=今までそのチャンネルに興味を持った人の累計」という図式が成り立つのです。

普段の再生数が登録者に比べて少ないyoutuberは、この飽きた層が一定数居ることが考えられます。日本のyoutubeのパイオニアであったMEGWINさんがそれですね。ではマックスむらいさんはどうなんでしょうか?

彼はかなりのレアケースです。大物youtuberであるヒカルとのコラボで大分回復しましたが、ちょっと前まではチャンネル登録者が減る一方でした。上で述べた図式とかなり違います。

これについて私は

マックスむらいさんは落ち目になってしばらくしてからそのことが様々な媒体(主にまとめサイトやもの申す系youtuberの動画)で騒がれたため、

飽きて登録したままにしておいた層が自分が飽きていたということにようやく気づき、

ようやく登録を解除し始めた

という行程を辿ったのではないかと思われます。落ち目の有名人にとってはどんな形であれ話題になるだけで儲けものですが、youtubeにおいてはそれがマイナスに働いたのです。

2,登録者より再生数!

登録者が今までの累計だとすれば、再生数は「いま」の数字です。上げた動画が一日でどれくらい伸びるか、いかに高い再生数を安定してとれているか、それこそが現在どれくらいの人間に支持されているかの指標になります。

な・の・で

www.youtube.com

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見せかけのチャンネル登録者を増やすためだけにプレゼント企画やりまくってるNext stageのみなさん!飽きられてむらいさんやMEGWINさんみたいになっても知りませんよー!

(特に案件仮面バカことラファエル!いい加減企業案件とプレゼント企画やめて武器紹介しろ武器!)

次回は高評価についてです!

 

youtubeの三要素についての考察 その1・再生数と広告収入

言いたいこと、話したいことがあるけど、長すぎてTwitterだとダレる、といった場合にここを活用していきたいと思います。お見苦しい文章になるかもしれませんがよろしくお願いします。

 

youtubeにはその投稿者の人気や実力を図るために3つの数値が存在します。再生数、登録者数、高評価数の三つです。ときどきこれらに対して「ん?それはちょっと見方が違うんじゃない?」と思うような意見がチラホラありますので、私なりの考えを述べさせて頂きたいと思います。

尚この話には憶測も多く含まれますのでご注意を

では今回は第一回ということで、一番目に付く要素である再生数について考察していきます。

 

1,再生数はどこからくるのか?

再生数とは、その動画、あるいは投稿者に興味を持ってくれた人の総計です

 

何当たり前のことをドヤ顔で言っているんだ・・・と思われるかもしれませんが、再生数にも色々種類があるのです。以下のように・・・

①とりあえずその人の動画だから見る!

②関連動画にあったから見るわ~

③〇〇(特定のワード)で検索したら出てきたので・・・

動画を見る際の動機は主にこの三つなのではないか、と考えます。

①に関しては簡単で、その投稿者のファン(悪意を込めた言い方をすれば信者)、あるいはその投稿者のチャンネルを登録をしているの人達のことです。投稿者本人に興味を持っています。この人達は言ってしまえばどんな動画でも皆勤で見てくれるので、安定して再生数を稼ぎたい投稿者はこの層を増やす必要があります。

②はいわゆる「サムネに釣られた」「タイトルから」という人達のことですね。動画そのものに興味を持った人のことです。大体の人はその投稿者を知らなかったり、知っていたとしてもチャンネル登録をしていなかったりします。②から来る再生数は不安定ですが、出した動画が沢山この人達の目に止まって大ヒットしたり(通称:バズる)、上手くいけば①の層に引きずり込めるかもしれません。なので当然ながら②も重要です。そのためにyoutuberは興味を引くタイトルやサムネを作っています(一部誇大広告気味でも)。

③は主にゲーム実況部分に関わってきます。例えば「dq11で効率の良いレベル上げ場所がしりたいなぁ」と思った場合、dq11 メタル と検索すれば魔王城でメタルキングを狩っている動画がズラッと出てきます。この検索システムで上位に食い込めば食い込むほどこの界隈における有名度が分かりますね。

※検索システムに関してはまだまだ分からないことだらけ(特に評価基準)なので、おいおい調査していきたいと思います。

再生数は主に①~③の要素で構成されています(ブログ、SNS等からのリンクもあるとは思いますが)。なので安定して高い再生数のスコアをたたき出している投稿者は①の層が非常に厚い、ということになります。

2,1再生=0,1円?

1再生=0,1円という広告収入のレート(シバターというyoutuberが発言したので一部では「シバターレート」と呼ばれている)は、実は間違いではないのか、と考えます。1再生=0,1円だとしたら、あるyoutuberが10分程度の面白い動画を作り、そのファンが最初から最後まで見たときの1再生と、サムネをグラビアアイドルの乳のアップにして、動画を開けば後は10秒の暗転画面続くだけという釣り動画を、一秒だけ開いてすぐにブラウザバックしたときの1再生が同じ価値になってしまいます。そうとは考えにくいですよね。

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PCでyoutubeを開くと動画の右に広告が貼ってあります。さらに動画を再生していてシークバーが黄色のゾーンにさしかかるとコマーシャルが流れます(一時期紅茶花伝アコムのCMがうざったるかった・・・)。この黄色のゾーンは

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短い動画だと1~2個しかありませんが

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動画時間が長いとたくさんつきます。

よって私は、

youtubeの広告収入は、再生数だけではなく動画が再生された時間の長さ

も大きく関わるのではないか

と考えます。考えた、と書きましたが実は「再生時間が重要」という話は前から結構いろんなところで言われている話です。TVにおいてyoutubeの担当者がこう話した、という話もあるそうです。

また、長い時間視聴者に動画を見てもらえるということは、その投稿者の実力が高い、とも言えます。逆に再生時間が短ければ、その動画が悪質な釣りをしている、あるいはすぐにブラウザバックするほどつまらない動画である、ということが判断できます。再生数よりも再生時間で測った方が、いろいろなデータを正確に把握出来ると思われます。

 

ここまで話してきて何か引っかかることはないでしょうか?そうです

www.youtube.com

この人や

www.youtube.com

この人、最近チャンネル登録者に対して再生数が貧弱すぎませんか?1の部分で話した、「その人の動画ならとりあえず見る人」がたくさん居るはずなのに・・・

実は

チャンネル登録者は、その投稿者にリアルタイムで興味を持ってくれてる人の総計ではない

のです。

そこらへんのお話も次回していきたいと思います